ハワイ旅行の相場は4泊6日や5泊7日で約20万円〜30万円ほど。
格安ツアーを利用しても、夏休みなどハイシーズンでは15万円近くかかるでしょう。
家族4人だと60万〜100万円。簡単には手が出せない金額です。
このように高額なハワイ旅行を格安で行く方法があるのはご存知でしょうか。
しかも、次のような好条件。
嘘のような豪華格安ハワイ旅行について、実際に行った我が家のハワイ旅費詳細を公開します。
- 日系航空会社(ANA・JAL)利用
- ヒルトンの1ベッドルーム(1LDK)、キッチン・洗濯乾燥機付き
- 7泊9日の長期滞在
家族4人のハワイ旅行をツアーで見積もり
まずはハワイ旅行の相場を確認してみましょう。
HISで見積もり(8月・6泊8日、ANA利用、ホテルはアウトリガー・ワイキキビーチリゾート)をとってみました。
人数は大人2名、子供(ベッド無し)2名の計4名。
見積もり金額は、大人1人がおよそ30万円、合計90万円強となりました。
7泊9日などさらに長期となると、100万円近くになりそうです。

100万円近くかかるような家族旅行は、サラリーマンでは考えられない…
ホテルのグレードUP(1Rから1LDK)、1日延泊という条件で、この金額からどこまで安くなるかまとめていきたいと思います。
マイル・タイムシェアで大部分の費用をカバー
格安で豪華ハワイ旅行をする方法、それはマイルとタイムシェアの活用がポイントです。
ハワイ旅行に限らず、旅費は渡航費(飛行機代)と宿泊費(ホテル代)が大部分を占めます。
そんな渡航費と宿泊費をカバーできるのが、マイルとタイムシェア 。
マイル利用で飛行機代が、タイムシェア利用でホテル代が無料になります。
しかし、サーチャージや宿泊税、タイムシェアの保有コストなどがかかるので、マイルやタイムシェアを利用したからといって、飛行機代とホテル代が完全に無料になるというわけではありません。
各費用がどの程度かかるのか、マイルとタイムシェア利用で先ほどのツアーと比較してどれだけ安くなるのか公開します。
ハワイ旅行で必要な各旅費については、こちらの記事でまとめていますので、合わせてご覧ください。
ハワイ旅行の旅費公開
今回まとめるのは次の項目です。
HISでのツアーでは、「空港ーホテル間」の送迎がついているので、今回の費用に含めています。
- 渡航費(飛行機代)
- 宿泊費(ホテル代)
- 交通費(空港ーホテル間)
飛行機代
まずは飛行機代です。
マイルを利用して家族4人分の航空券(羽田ーホノルル)を予約しました。
マイル利用なので航空券代は無料、支払いが必要な費用は次の3項目です。
- 空港使用料
- サーチャージ
- 税金
3項目合わせて1人26,675円、4人合計で106,700円。

【2019年】ハワイの特典航空券利用でかかる費用
マイルを利用しても家族4人となるとそこそこ費用がかかります。
とはいえ普通に予約すると、1人10~15万円ほどかかるので大きな違い。
2019年1月から適用された出国税(船舶や航空機を使い出国する旅客が対象)もしっかり課税されていました。
なお、費用の6割ほどをサーチャージが占めています。
2020年の特典航空券の発券では、サーチャージが安くなった分、かかる費用は1人22,230円(合計:88,920円)となりました。

【2020年】ハワイへの特典航空券利用でかかる費用
ホテル代
タイムシェア利用でかかる費用は次の3項目。
- 予約手数料
- 宿泊税
- 年会費
ヒルトンタイムシェアでは、予約時に一定の手数料が、宿泊時に1泊あたり宿泊税が発生します。
また、物件オーナーは固定資産税や各種費用を毎年(物件によっては2年に1回)払う必要があるので、年間保有コストも含めています。
ヒルトンタイムシェアの購入費用やランニングコストの詳細は別記事でまとめているので、詳細はこちらをご覧下さい。
予約手数料は$65(約7,000円)。
宿泊税は物件にもよりますが、グランド・ワイキキアンで$9/1泊(約1,000円)、7泊で$63(約7,000円)。
そして、年間の保有コストは$1,433(約158,000円)。
交通費
ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル空港)からの移動は、定額タクシーのチャーリーズタクシーがおすすめです。
通常のタクシー利用では、ワイキキまで$35以上かかるところを、定額の$29で利用することができます。
チップを含めて片道$35、往復$70(約8,000円)です。
まとめ:1/3以下の費用でハワイ旅行が可能
改めてマイル・タイムシェア利用時の費用をまとめます。
- 飛行機代:106,700円
- ホテル代:172,000円
- 交通費:8,000円
合計すると286,700円。
HISのツアー91万円と比較すると、内容もグレードUPしているにも関わらず費用は1/3以下です。
しかも、タイムシェアの部屋にはフルキッチンがついているので、長期滞在しても食費はそこまで高くなりません。
とはいえ忘れてはいけないのが、タイムシェア物件を購入する費用も別途発生しているということ。
購入後は安く旅行することができますが、トータルでみるとそこまでの差はないかもしれません。
ただ、スイートルームのような部屋でゆっくりと過ごせること、過ごし慣れたホテルで過ごせること、家族旅行を楽しみに日々の仕事を頑張ることができる、というのは費用以上に価値があることだと思います。
余裕がある方にはぜひ、タイムシェアの保有をお勧めします。
タイムシェアまでは必要ないという方も、マイルを貯めることで旅行費用をぐっと下げることができるので、2,3年に1度の家族旅行を目指して、陸マイラーとして貯めるのもよいのではないでしょうか。
マイルが貯まりやすいお勧めクレジットカード情報は、こちらでチェックしてみて下さい。
コメント