2019年3月から開始した「AUD/NZD」のループイフダン、RBNZ(ニュージーランド中銀)が今後の利下げを示唆したことによりNZDが下落、結果としてAUD/NZDが上昇しこの1ヶ月だけで3%超の利益となりました。
今後は落ち着いた動きになるかと思いますが、引き続き収益があげられそうなので、資金を15万円追加(合計30万円)し、年間利回り20%を目標とした設定で運用します。
この記事では、「AUD/NZD」ループイフダンの設定およびリスクについて解説します。
「豪ドル/NZドル(AUD/NZD)」のループイフダンを運用する理由についてはこちらをご覧ください。
【基本】ループイフダンの設定方法
既にループイフダンを運用されている方はご存知かと思いますが、改めてループイフダンの設定方法についてまとめます。
- 運用する通貨
- 注文タイプ
- 「B」買い / 「S」売り
- 値幅(設定値幅ごとに注文を繰り返す)
- 20/40/80/100(pips)
- 取引数量(1,000通貨単位)
- 最大ポジション数 (最大何本ポジションを保持するか)
これだけです、非常に簡単。
しかも設定の最後で、「新規注文可能額」や「必要目安資金」が表示されるので、リスク管理も安心です。
【AUD/NZD】年間利回り20%を目標とした設定
今回、運用する通貨は「AUD/NZD」、注文タイプは買いなので「B」、値幅は「80」となります。
値幅を「80」とする理由は、AUD/NZDの過去レートを利用したテスト、この1ヶ月運用した実績を合わせたところ、一番利益率が高かったためです。
ただし、この成績は今後変わっていく可能性もあるので、定期的にチェックし、場合によっては設定変更も検討したいと思います。
残りの設定項目は「取引数量」と「最大ポジション数」。
しかし、設定に必要ではないですが、ループイフダンでの運用を行う上で考えないといけないことがあります。
それは、どのレートまで追いかけて買いポジションを保持するか。
なぜなら、トラリピと違いループイフダンは、相場が一方的に上昇した場合(売りの場合は下落した場合)、追いかけてポジションを保有し続けていくためです。
放っておくと高値でも買い続けてしまい、相場が反転した時に、含み損が大きくなってロスカットを招いてしまいます。
ある一定レートを超えた場合、「ループイフダンの停止」を行うことが大切です。
そこで残りのループイフダン設定では、次を考えていきます。
- 取引数量
- 最大ポジション数
- ループイフダンを停止するレート
30万円での運用設定
「豪ドル/NZドル」設定内容です。
- 取引数量「2,000通貨」
- 最大ポジション数「16本」
- ループイフダン停止レート「1.12を超えて上昇」
- ループイフダン再開レート「1.112付近まで下落」
上昇時についていく最大レートが1.12、そこから80pips間隔で16本購入なので、最低購入レートが1.0となります。
1.0まで広げる必要もないかもしれませんが、広めの設定としています。
万一、1.0まで下落した場合に必要となる運用資金は27万円ほど。
余裕を持って30万円での運用としています。
1.12を超えて上昇をした場合は、一旦ループイフダンを停止して様子見がいいでしょう。
運用資金にもう少し余力がある場合
先ほどの設定では少しレンジを広くとっています。
もう少し資金に余力がある場合には、もう狭い範囲において取引数量を追加するのもよいでしょう。
参考までに設定をまとめます。
- 取引数量「3,000通貨」
- 最大ポジション数「5本」
- ループイフダン停止レート「1.06を超えて上昇」
- ループイフダン再開レート「1.052付近まで下落」
この場合、最低購入レートは1.028となります。
先日まで1.03あたりまで下落しており、豪ドル/NZドルの最低レート付近を厚めにしています。
1.0まで下落した場合の必要な運用資金は7.5万円ほど。
今後レートが上がってくる場合、資金をもう少し用意するか取引数量を減らす必要がありますが、もう少し上のレンジで仕掛けても面白いでしょう。
現在はレートも最低水準に近いので、10万円追加するだけでかなり運用利回りは上がるはずです。
ループイフダンをやってみようと思われている方、今後取り組んでみたいと思っている方は是非参考にしてください。
ループイフダンに必要なアイネット証券口座をお持ちでない方は、まず▼こちら▼から口座開設をどうぞ。
コメント