利回り年10%の実現も可能なアイネット証券のAUD/NZD。
「豪ドル/NZドルへ投資する理由」でまとめているように、低リスク運用が可能なためループイフダンに最適な通貨ペアです。
そこで、今回はループイフダンの設定方法から、高利回りを実現するためのおすすめのループイフダン設定を紹介します。
実際に2019年からAUD/NZDの運用を開始したところ、レートのチェックやループイフダンの設定変更といった運用をほとんど行っていないにもかかわらず順調に資産が増加している設定です。
「FXで失敗したことがある」
「運用資金が少なくてレバレッジをかけた運用は不安」
こんな方に是非おすすめの運用方法となっていますので、参考にしてもらえること間違いありません。
- ループイフダンの設定方法
- 高利回りを実現するAUD/NZDのおすすめループイフダン設定
【基本】ループイフダンの設定方法
まずは基本となるループイフダンの設定方法について。
ループイフダンの設定に必要な項目
- 運用する通貨
- 注文タイプ
- 「B」買い /「S」売り
- 注文を繰り返す値幅
- 20/40/80/100(pips)
- 損切設定
- 取引数量(1,000通貨単位)
- 買い・売り1回あたりの数量
- 最大ポジション数
- 最大何本ポジションを保持するか
実際の設定画面はこちら。非常にシンプルです。
運用する通貨ペアを選択して「絞り込み」をクリックすると、設定に必要な項目の❶~❸までがセットになったリストが出てきます。
リストから選択後、取引数量と最大ポジション数の設定をすれば完了です。
最後に設定の確認をすれば開始できます。
その際、「新規注文可能額」「必要目安資金」が表示され、運用に必要な資金の目安も把握できるので安心です。
【AUD/NZD】30万円で始める目標利回り10%のループイフダン設定
注文を繰り返す値幅を小さくすれば、購入から決済までの頻度が多くなるため利回りは高くなります。
しかし、運用資金が潤沢になければロスカットされるリスクも抱えてしまうのがループイフダンのデメリット。
そこで、FXやループイフダン初心者でも安全に少額から始められるような『30万円で始める利回り10%目標のループイフダン設定』を紹介します。
私が実際に運用している設定で、10%には届いていませんが8%ほどの利回りとなっています!
2019年から3年ほど実績のある設定なので参考にしていただけるはずです。
ループイフダン設定はループイフダンB80(AUD/NZD)、詳細は次の通り。
ループイフダンB80(AUD/NZD)
■運用通貨『AUD/NZD』
■注文タイプ『B』
■値幅『80』
■損切設定『なし』
■取引数量『2,000』
■最大ポジション数『16』
値幅『80』・取引数量『2,000』とした理由は、30万円という運用資金からリスク・リターンをシミュレーションした結果。
2014年からのAUD/NZDチャートを見てみると、1.0~1.14という狭いレンジ内で動いています。
さらに2016年以降などの直近を見ると1.0~01.12というさらに狭いレンジに。
ここをターゲットとして値幅、取引数量を想定します。
1.12から値幅80(0.008pips)間隔で買い下がると16本目で1.0。
1.12 ⇨ 1.112 ⇨ 1.104 ⇨ 1.098 ⇨ ・・・ ⇨ 1.0という感じで16本目で1.0になります。
リスクを抑えつつレンジ幅全体に仕掛け、リターンを最大化する。そんな設定となっています。
ここまで設定すれば8割OK。
だいたい1回売買が成立すると1200円ほどの利益となります。
平均して月2~3回売買が成立するので、年間2.5万~3万円プラスという感じですね。
しかし、ループイフダン運用を行う上で重要なポイントがあと1つ。
それは、どのレートまで追いかけて買いポジションを保持するかということ。
なぜなら、トラリピと違いループイフダンは、相場が一方的に上昇した場合(売りの場合は下落した場合)、追いかけてポジションを保有し続けていくためです。
放っておくと当初想定していた上限(今回の設定では1.12)よりも高値で買い続けてしまいます。
そうなると相場が反転した時に、含み損が大きくなってロスカットを招くことに…
ある一定レートを超えた場合、「ループイフダンの停止」を行うことが必要です。
1.12を超えた場合ループイフダンの停止が必要
1.12を超えてきた場合、そのままにしておくと0.008pips上昇するたびに(1.12が上限ならば1.128 ⇨ 1.136 ⇨ ・・・)で買い注文が入ります。
資金に余力があれば問題ないですが、30万円で運用したばかりの場合は、次の対応を行いましょう。
例)上限が1.12の場合
- 1.12を超えて上昇した場合、手動でループイフダン運用を停止
- その後1.12を下回って下落した場合、ループイフンダンを再開(再設定)
なお、この設定で運用開始直後に1.0まで下落した場合に必要となる運用資金はおよそ30万円。
いきなり1.0まで下落する可能性は限りなく低いので、30万円で運用できる比較的安全な設定としています。
【AUD/NZD】50万円でのループイフダン設定
先ほどの設定から取引数量を1,000通貨増やしました。
ループイフダンB80(AUD/NZD)
■運用通貨『AUD/NZD』
■注文タイプ『B』
■値幅『80』
■損切設定『なし』
■取引数量『3,000』
■最大ポジション数『16』
こちらの設定では最大で必要となる運用資金が50万円ほど。
取引数量が増えた分、利益が向上する設定です。
まとめ:AUD/NZDループイフダンはFX初心者でも始められる運用方法
AUD/NZDでの低リスクで10%の利回りを目指すループイフダン設定についてまとめました。
現在はAUD/NZDレートも低水準で安定しているので、30~50万円あれば比較的安全に高い利回りの運用が可能です。
まずは少額から始めて、2年3年と慣れてから徐々に運用資金を増やしていくのがおすすめ。
その頃には元金も増えているので安心できることも間違い無し。
ループイフダンはアイネット証券
ループイフダンについてもう少し詳しく調べたいという方は、ゆきママの本がとても参考になったのでおすすめです。
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