冬に必須の加湿器。乾燥を防止することで、風邪やインフルエンザ予防にもなるため、リビングや寝室など各部屋で利用する方も多いでしょう。
しかし、加湿器は掃除やメンテナンスが意外と大変。
特に水回りにカビがはえたり、汚れたりとちょっと掃除を怠るとひどいことになります。
しかもそんな場所に限って掃除がしにくかったり…
そこで、加湿力だけでなくメンテナンス性も重視して選んだ加湿器をご紹介します。
紹介する加湿器は、ダイニチ(Dainichi)製HD-RX919。
デザインもシンプルで、機能性・メンテナンス性ともに申し分ない一品です。
ダイニチ HD-RX919の概要
実はこのダイニチ、今回加湿器を購入する際に初めて知りました。
ダイニチとは
正式名称はダイニチ工業で、新潟に本社を置く日本メーカー。
加湿器以外には、石油ファンヒーターや石油ストーブの製造販売を行なっており、業務用大型石油ストーブ、家庭用石油ファンヒーターでは国内シェアトップ。
加湿器(ハイブリッド型)は2003年に開発し、製造販売を開始しています。
そして、加湿器においても6年連続でメーカー販売シェアトップ!
安心して購入できますね。
HD-RX919の外観とスペック
白をベースとしたシンプルな外観。ブラウンベースのプレミアムブラウンカラーもあります。
スペックは以下の通り。
本体外形寸法(高さ×幅×奥行き:mm) | 375×375×210(mm) | |
重量 | 約5.1(kg) | |
電源コードの長さ | 2(m) | |
カラー | プレミアムブラウン / クリスタルホワイト | |
最大消費電力(W) 最大加湿量(mL/h) |
標準 | 470(W) / 860(mL/h) |
静音 | 283 / 600 | |
おやすみ加湿 | 283 / 600 | |
eco | 18 / 460 | |
のど・肌 | 470 / 860 | |
ターボ | 500 / 960 | |
連続加湿時間(h) | 標準〜のど・肌 | 7.3 ~ 13.7(eco時) |
適用床面積 | 木造和室 | 14.5畳(24㎡)まで |
プレハブ洋室 | 24畳(40㎡)まで | |
タンク容量 | 6.3(L) |
注目すべきは適用床面積。
加湿器として有名なPanasonicやダイキンの製品では、24畳(40㎡)まで対応している製品はありませんでした。
上記メーカーで対応している畳数は、おおよそ18畳(29㎡)あたり。
寝室での利用であれば問題ないですが、和室とつながったリビングでは超えてしまうことも多いと思います。
上部に設置されているのは操作パネル。
湿度のレベル(50%, 60%, 70%)、モード(静音, eco, 標準, のど・肌)、タイマー等の設定が可能です。
チャイルドロックもついているので、お子さんがいる家庭でも安心して利用できます。
横からの写真。クリスタルホワイトでは、シンプルで白ベースの家では目立ち過ぎません。
黒系の家具やフローリングがダークブラウンの家庭ですと、プレミアムブラウンが部屋にマッチしますね。
家具や部屋の雰囲気に合わせやすいのも嬉しい!
そして、対応畳数に合わせたシリーズが4つあります!
- HD-RX319(プレハブ洋室8畳まで / 木造和室5畳まで)
- HD-RX519(プレハブ洋室14畳まで / 木造和室8.5畳まで)
- HD-RX719(プレハブ洋室19畳まで / 木造和室12畳まで)
ダイニチ HD-RX919の特徴
RXシリーズの特徴をまとめます。
4つの抗菌でキレイな加湿
水と空気の通り道を抗菌加工により清潔に。
タンクキャップに装着しているAg+抗菌アタッチメントから水中に溶出した抗菌成分が、タンク内の雑菌の繁殖を抑えます。
交換目安は1シーズンに1回、値段は2,000円ほど。
そして抗菌気化フィルターは3~5シーズンに1回の交換が目安。
この手間と金額で清潔感が保たれるのは、RXシリーズならではの特徴です。
フラット構造で簡単メンテナンス
仕切りの突起がないため、洗浄しやすい構造となっており手入れが非常に楽です。
このトレイも抗菌加工が施されており、トレイ内の雑菌の繁殖を抑えます。
各所に抗菌加工されており、加湿器の課題であった雑菌対応がすばらしい。
眠りを妨げない静かさ
RXシリーズの運転音は13dB〜30dB(ターボ時で40dB)。
13dBでは夜でも快適な静かさと同等で、30dBでも読書や仕事・勉強中でも気にならない静かさです。
この静音設計により、どの場所でも気にせず利用することができます。
電気代を抑えて経済的
ダイニチの加湿器は、送風の「気化式」とヒーターで加湿をアシストする「温風気化式」を組み合わせたハイブリッド式となっています。
湿度が低いときは「温風気化式」でパワフルにすばやく加湿し、設定湿度に達するとヒーターを切って「気化式」で省エネ運転を行います。
そして、ハイブリッド式加湿器の心臓部分ともいえるモータにもひと工夫あり、サイクル制御により、設定湿度と現在湿度に合わせて、送風量をきめ細かくコントロールすることで、最適な静かさと電力により省エネ運転を可能にしたエコモータを採用しています。
運転モード「eco」を設定すると、常に気化式となり、1ヶ月の電気代もおよそ100円とかなり経済的。
ダイニチ HD-RX919レビューまとめ
加湿器で高いシェアを誇るダイニチのRXシリーズ。
静音性や省電力性が申し分ないだけでなく、広い対応畳数やメンテナンス性・抗菌対応しているHD-RX919は、是非とも利用したい加湿器です。
加湿器購入を検討されている方は、候補の1台としてみてはいかがでしょうか。
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