ANAマイルを貯める上で必須となるクレジットカード。しかし、ANAマイルが貯まるクレジットカードはたくさん種類があり、どれが一番いいのか決めるのは非常に大変です。
そこでこれまでの利用歴を基に、多くの人におすすめできる選び方である、カード利用額をベースとしたマイルを貯めるのに最適なおすすめクレジットカードについてまとめたいと思います。
まず、マイルをためるにはANAマイレージクラブに入会する必要があります。
ANAマイレージクラブとはANA(全日空)が実施しているマイレージプログラムのことで、登録しておくとマイルがためられたり様々な特典を受けることができます。なお、入会金・年会費はかかりません。
「マイレージ?マイルっての何?」という方は「マイレージとは?マイルをためてタダで旅行に行こう!」を参考にしてください。
では、さっそくANAマイレージクラブへの入会方法についてお話したいと思います。
ANAマイレージクラブに入会するには?
入会する際に会員カードを作るのですが、会員カードはたくさんあるため、どの方法で入会したら良いかがわからないという方も多いと思います。しかし、カードの種別としては主に次の3種類となります。
- 会員証機能のみ(アプリ含む)
- クレジットカード一体型
- キャッシュカード一体型
とりあえずすぐにマイルを貯め始めたい、という方は「ANA会員登録ページ」から会員登録を行えば問題ありません。
しかし、少しでも効率よくたくさんのマイルを貯めたい!という方は、今回メインテーマとなるクレジットカード一体型のカード、いわゆるANAカードの作成をおすすめします。
クレジットカード一体型も51種類(2019年1月時点)と種類が多く、それぞれマイルのたまり方やメリット・デメリットが異なりますので、今回おすすめするクレジットカード情報を是非参考にしてください。
マイルが貯まりやすいANAカード
JCB, VISA, Master, AMEX, ダイナースとそれぞれのクレジットカード会社のブランドでANAカードを作ることができます。
クレジットカード会社でおすすめなのは、カードグレードを段階的に上げていくことができるVISAとJCBです。基本的に年会費が高額になればなるほど、通常のカード利用で貯まるマイル「100円=1マイル」が「100円=2マイル」になるなど、マイルがたまりやすくなるとともに、様々な特典を受けることができるようになります。しかし、そのようなクレジットカードは年会費が10万円ほどになるため、まずはマイルを貯め始めようという人には向いていません。
JCBやVISAには一般カード、ゴールドカード、プレミアムカードとカード利用額に応じて選べる範囲が広いためオススメです
ただし、カード年間利用額が1000万という人は、プレミアムクラスが充実しているANAダイナースプレミアムカードやANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードを検討してもよいかもしれません。
一般カード
年会費も安く、始めてANAカードをつくってマイルを貯める方におすすめなANAカードです。
VISA | JCB | |
入会・継続マイル | 1,000マイル | 1,000マイル |
搭乗ボーナスマイル | 10% | 10% |
買い物利用 | 1,000円=1ポイント(5マイル) | 1,000円=1ポイント(5マイル) |
ANA航空券購入 | 100円=1.5マイル | 100円=1.5マイル |
マイル移行手数料 | 6,480円(年度) | 5,400円(年度) |
年会費 |
初年度無料 / 2年目移行 2,160円 家族会員 1,080円 |
初年度無料 / 2年目移行 2,160円 家族会員 1,080円 |
たまったポイントをマイルへ移行するためには、年に1回移行手数料が発生してしまうのがデメリットとなります。JCBの方がVISAより移行手数料は安いので、なるべく費用を抑えたいという方は、JCBがよいかもしれません。
このカードを利用する場合は、2年に1度などまとめてマイルへ移行すると節約になりますね。
ワイドゴールドカード
ゴールドカードのANAカードになります。補償額や利用可能枠が増え、空港ラウンジや旅行保険などの特典が追加されます。
VISA | JCB | |
入会・継続マイル | 2,000マイル | 2,000マイル |
搭乗ボーナスマイル | 25% | 25% |
買い物利用 | 1,000円=1ポイント(10マイル) | 1,000円=1ポイント(10マイル) |
ANA航空券購入 | 100円=2マイル | 100円=2マイル |
年会費 | 15,120円(本会員) / 4,320円(家族) | 15,120円(本会員) / 4,320円(家族) |
年会費が高くなりますが、ゴールドカードの特典(国内の空港ラウンジの利用、海外・国内旅行保険など)が利用できるようになります。
ANA JCBワイドゴールドカードが優れているのは、海外・国内旅行保険の金額がVISAよりも大きいことです。一方、ANA VISAワイドゴールドカードはマイ・ペイすリボを利用すると年会費を本会員:税抜10,500円+税、家族会員:税抜2,500円+税まで安くすることができます。
旅行保険を使う機会はそこまで多くはないと思いますので、ワイドゴールドカードではVISAがおすすめです。
プレミアムカード(プラチナ)
VISAおよびJCBのANAカードにおける最上級グレードのカードがANA VISAプラチナプレミアムカード、ANA JCBカードプレミアムです。
VISA | JCB | |
入会・継続マイル | 10,000マイル | 10,000マイル |
搭乗ボーナスマイル | 50% | 50% |
買い物利用 | 1,000円=1ポイント(15マイル) | 1,000円=1ポイント(10マイル) |
ANA航空券購入 | 100円=3.5マイル | 100円=3マイル |
年会費 | 86,400円(本会員) / 4,320円(家族) | 75,600円(本会員) / 4,320円(家族) |
年会費はVISAが86,400円、JCBが75,600円とかなり高額になります。しかし、入会・継続マイルが10,000マイルであったり、搭乗ボーナスマイル、買い物利用での付与マイルも増えるため、飛行機の利用やカード利用額が多い方にとっては、年会費の元はだいぶとれるのではないでしょうか。
さらに、それぞれコンシェルジュサービスや海外主要空港のラウンジが利用可能になるプライオリティパスの利用も特典としてあります。
年会費は少し高くなりますが、マイルの付与率で考えると、ANA VISAプラチナプレミアムカードがおすすめです。
また、ANA VISAプラチナプレミアムカードにはプラチナグルメクーポン(選び抜かれた一流レストランで2名以上のコース料理を利用する際、1名分が無料となるクーポン)もあるため、使いこなせればお得になること間違いありません。
私もカード利用額が増えるにつれ、一般カード(JCB, VISA) ➡ ワイドゴールドカード(VISA)と変更しております。
そして、3年前からANA VISAプラチナプレミアムカードを利用し、カード利用だけで年間10万マイル以上を獲得しています。
また、VISAには「マイペイすリボ」というリボ払いサービスを利用することで、ポイントが2倍になるという裏技がありそれもフル活用しています。このあたりはまたまとめていきたいと思います。
最後に
マイルがたまるANAカードはたくさんあります。しかし、マイルの貯まり方はそれぞれで、カード選びを間違えるとなかなかいくらカードを利用していても、なかなかマイルはたまりません。
効率よくマイルを貯めることで、毎年(または2年に1回)家族でハワイ旅行をすることも可能です。
なかなか予約するのが難しいハワイへの特典航空券予約方法も解説していますのでご覧ください。
マイルを使って家族4人でハワイへ。ANA国際線特典航空券を取る方法
是非、マイルの貯まりやすいANAカードを作って、たくさんマイルを貯めて楽しい旅行にいきましょう!
旅行費用のさらなる捻出、生活を少しでも豊かにしたい、富裕層になりたい、という方は私の資産運用を是非参考にしてみてください。
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