保有する銘柄の中でも特におすすめな銘柄の1つがヤマダ電機(ヤマダHD:9831)。
我が家は、家族4人でヤマダHD株を保有しています。
おすすめする理由は、優待がもらえる100株の購入資金が5~6万円と少額なだけでなく、株主優待がお得すぎるため。
なんと、100株保有で1年で最大5,500円分の優待をもらうことができます。優待株として人気が出るのも当然です。
そんなお得なヤマダHD株について、この記事では配当や優待、5年以上の保有状況について紹介します。
ヤマダHDの株主優待とは?
ヤマダHDの株主優待は、ヤマダ電機やベスト電器で利用できるお買い物優待券です。
お買い物優待券は1枚500円、1回の購入で税込み1,000円以上につき1,000円ごとに1枚利用することができます。
要は1,000円以上購入時に利用できる50%割引券と同じですね。
例えば優待券を3枚(1,500円分)保有していた場合、3,000円の商品であれば1,500円で購入することができます。
ただし、テナントの店舗や修理代金、POSA(プリペイドカード)、たばこなど一部利用できない商品やサービスもあるので注意が必要です。
100株保有でもらえる株主優待券
100株保有でもらえる株主優待は、次の通り1年間で合計3,000円分。
- 3月権利確定日:2枚(1,000円)
- 9月権利確定日:4枚(2,000円)
長期保有でもらえる株主優待件
ヤマダHDは長期保有の株主を増やすことを目的に、長期ホルダーは追加の優待券をもらうことができます。
追加でもらえる株主優待券は次の通り。
- 3月権利確定日
- 1年以上2年未満:3枚(1,500円)
- 2年以上:4枚(2,000円)
- 9月権利確定日
- 1年以上:1枚(500円)
2年以上の保有で年間11枚(通常6枚+3月末追加4枚+9月末追加1枚)、5,500円分の株主優待券をもらうことができます。
保有2年以降だと、株主優待利回りが10%超え!
ただし、優待券の期限は半年間なので、1年分を合わせて使うということはできません。
家電の購入予定があればよいですが、おすすめは日用品や食品の購入です。
ちなみに、私がよく購入するのはこちら。
- 日用品(トイレットペーパー、ティッシュ、洗剤など)
- 食品(お菓子、ビール・ウイスキーなどの酒類)
- 電池
- 炭酸ボンベ(ソーダストリーム)
- 子供のおもちゃ
優待券を使えば全て半額で購入できるのでかなりお得ですね。
配当利回りは?
優待以外に気になるのが配当金。ヤマダHDの気になる配当金・配当利回りを見ていきましょう。
直近の配当は1株あたり10円(2020年3月権利確定)、配当利回りはおよそ1.9%。
配当性向は35%ほどなので、これ以上利回りが下がるということはなさそうです。妥当なところでしょうか。
長期保有の場合、優待利回りと合わせるとなんと12~13%
優待の利用を考えると複利の効果は高くはありませんが、これは衝撃的な高さですね。
というわけで、これまで自分一人で保有していましたが、家族分の買い増しを行い家族全員が保有する形となりました。
長期保有の状況を公開
株価的にも購入金額が少なく済むため、ポートフォリオ上の影響は少ないでしょうが、長期保有で受け取った配当・優待券、現在の収益状況をご紹介します。
私が最初に購入したのは2016年。これまでの配当と優待の状況は次のようになります。
- 配当金の受け取り:6,100円(5回)
- この期間、配当金は10円~13円で推移
- 優待の受け取り:27,500円(11回)
配当と優待の合計は33,600円。購入時の株価は479円だったため、投資金額は100株で47,900円。
直近の株価は500円を超えているので含み益の状態で、配当と優待で33,600円を受け取っていることになります。
実は、あと2年ほど経過すれば、配当と優待で投資金額全て回収できてしまいます。
あとは保有し続ける限り、配当と優待を貰い続けられるという最高の状況です。
当然、減配や優待の廃止がないことが前提ではありますが、6,7年で投資金額を回収できると考えると、株価下落リスクを考え過ぎなくてもよいのではないでしょうか。
なお、2016年の次に購入したのが2019年。
- 配当金の受け取り:2,300円(2回)
- この期間、配当金は10円~12円で推移
- 優待の受け取り:3,000円(2回)
配当と優待の合計は5,300円。購入時の株価は554円だったため、投資金額は100株で55,400円。
3,000円ほどの含み損がある状態で、配当と優待で5,300円を受け取っているので、トータルではプラスに。
こちらは投資金額の回収にはまだ時間がかかりそうですが、引き続き長期保有を継続したいと思います。
そして、2020年に追加投資したことで、家族4人の名義で保有となったヤマダHD。
2020年9月の優待が届きました!
長期保有が2名義なので18枚9,000円分です。
2021年6月まで炭酸ガスと日用品、子供のおもちゃなど有効活用していきます。
ヤマダHDの株主優待をもらうには?
ヤマダHDの株主優待券をもらうには、3月または9月の権利確定日の時点でヤマダHD株を100株以上保有しておく必要があります。
100株保有に必要な資金は、現在の株価ですと5万円強ほど。
長期保有時でプラスされる株主優待を考えると、なるべく早く保有したい銘柄です。
【2021年3月の権利確定日】
次回の権利付き最終日は3月29日(月)、権利落ち日は3月30日(火)となるため、3月29日までの購入すれば優待や配当を受け取ることができます。
以上、優待株として人気の高いヤマダHD(ヤマダ電機)の紹介でした!
株式投資をするなら一度は読んでおきたいシーゲル先生の「株式投資の未来」。
ヤマダHDは高配当株に当てはまりはしませんが、高配当・増配株を暴落時にも買い続け、最終的にはインカムゲイン・キャピタルゲインを得ることができるという内容です。
投資をする上でとても参考になる本ですので、投資家必読書ですね。
日本株以外にも米国株ETF、イギリスの株価指数FTSE100へ投資しています。是非こちらの記事もご覧ください。
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